こんにちは、MAYUです★
女性の皆さん!
生理前になると食欲旺盛になったり、体重が増加したり、イライラしたり、、、このような症状ありませんか?(> <)
特に生理前は、自分自身をコントロールすることはとても難しいですよね。(私は「生理前だから仕方ない!」が口癖です)
今回は、生理が女性の心と体にどのような影響を与えるのか、そしてダイエット中の生理との向き合い方についてお伝えしていきます。
ぜひ、参考にしていただけると幸いです(^ ^)
そもそも生理とは?
生理とは、約28日の周期の中で子宮の内膜が剥がれ、血液状になって外に排出することを言います。
〜生理が起きるメカニズム〜
- どちらか一方の卵巣から卵子が1つ出て、卵管に引き上げられる
- 卵子は卵管にて精子がくるのを待つ
- その間に子宮は受精卵を受け入れるために、子宮内膜を厚くしてフカフカなベッドのような状態を準備する
- 受精しなかった場合、厚くなった子宮内膜は不要となるため、剥がれて外に排出される
女性の体は、毎月このようなサイクルを繰り返し、生理が来ます。
生理は「嫌なもの」「面倒なもの」「辛いもの」と思うこともあるかもしれませんが、私たちの体は、毎月赤ちゃんを受け入れる準備をしているのです。
生理周期とホルモンの関係
生理周期は、ホルモンと大きく関係します。
月経期から排卵期までの約2週間はエストロゲンが優位
月経前の約2週間はプロゲステロンが優位
となります。
〜エストロゲン〜(女性らしさを作るホルモン)
- コレステロール値を下げる
- 血管を強くする
- 骨を強く保つ
- 自律神経を調整する
- 基礎体温を下げる
〜プロゲステロン〜 (妊娠への準備のために溜め込むホルモン)
- 食欲増進
- 水分や栄養を溜め込む
- セロトニン(幸せホルモン)を減らす
- 基礎体温を上げる
このように、2つのホルモンはそれぞれ別の作用を持つため、生理周期に合わせたアプローチが必要になってきます。
生理周期に合わせたアプローチ
では、周期別の特徴を見ていきましょう。
特徴を知ることで、対策もしやすくなります★
①月経期(生理中)
- エストロゲンの分泌が徐々に増加
- 1〜3日目に生理痛がある人が多い(腰痛、腹痛、頭痛、下痢、吐き気など)
- 1〜3日目が最も経血量が多い(ちなみに1回の生理で20〜100㎖の経血が出る)
〜ポイント〜
- 月経痛があるときは無理に運動をしない
- 常に鉄分は不足しやすいが、特に生理中は意識して摂取する
- 体が冷えると生理痛が悪化するため、体を温める食べ物を摂る
②卵胞期(生理後〜)
- エストロゲンの分泌が最も多くなる(1ヶ月の中で最も体調が良い時期)
- 精神的にも安定し、食欲のコントロールもしやすい
- 肌ツヤが良くなる
- 余分な水分や老廃物を体外に排出し、浮腫みが減少する
〜ポイント〜
- 運動や食事改善をいつもより頑張れるとき!
- 月経期後半(生理終盤)〜卵胞期はダイエットに最適な時期
③排卵期
- エストロゲンが減り始め、プロゲステロンが徐々に増加
- 徐々に水分や栄養を吸収しやすい時期に入る
- この時期から脂肪が燃焼されにくくなり、浮腫みや便秘などの不調が起きやすくなる
〜ポイント〜
- 体重が増えやすい時期のため、減らすというよりもキープできたら◎
- 体重の数字に一喜一憂せずに、こういうものだと理解することが大切
④月経前
- プロゲステロンの分泌がピークに
- PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)が起きる人もいる
- ホルモンバランスの影響で自律神経が乱れる(ニキビ、便秘、眠気、食欲増進、イライラなど)
- 妊娠に備えて栄養を脂肪として蓄え、水分も溜め込みやすいため、体重が2kgほど増える人もいる
〜ポイント〜
- この時期に無理なダイエットをしてもあまり期待はできない(しかし運動しなくて良いというわけではない)
- 過食に陥りやすい時期なので、食欲への対処法を考える
- 我慢するというよりも何を食べるかが大切(食物繊維を摂って腹持ちを良くする、浮腫まないよう塩分を控えてカリウムを多く摂るなど)
まとめ
女性は約40年もの間、生理と共存して日常を送ります。
生理の影響によって心身を振り回されることも多々ありますが、うまく付き合っていかなくてはなりません。
生理のメカニズムを知り、周期に合った生活を心がけることは、体だけでなく、心の安定にも繋がります。
ぜひ、今後の生活に役立てていただけると嬉しいです(^ ^)
次回は、生理に関する症状への栄養面からのアプローチについてお伝えしたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました★